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会長挨拶

この度、第13回アジア環太平洋熱傷学会(13th Asia Pacific Burn Congress、APBC)を東京医科大学形成外科学分野にて、2021年5月12日(水)から14日(金)の3日間、東京の都市センターホテルで開催することになりました。また、今回は第47回日本熱傷学会総会・学術集会も我々の主催で同時開催をいたします。

このAPBCは、biannualな会としてシンガポール、香港、台北、上海、ブリスベン、ソウル、デリー、バンコック、ハノイ、バリで開催され、その後再び2回目の台北、シンガポールとAsia Pacific Burn Associationのofficial congressとして開催されてきました。日本はこの地域で最先端の熱傷医療を提供していながら、今回が初めての開催になります。APBCはこれまでの開催を通じて、この地域の熱傷医療の向上、そして情報共有・交流に大きく貢献してきました。今回は2020年の東京オリンピック・パラリンピックの翌年の開催であり、東京には多くの熱傷領域の関係者が集まり、これまで以上の成果が期待されます。

熱傷治療は、急性期の全身と局所治療とともに、リハビリテーションやメンタルの管理も重要となります。熱傷治療においては、この両面に対してアプローチすることでより良いアウトカムが得られます。これまで急性期の治療として、循環呼吸管理、栄養管理、局所創管理、先端的な創傷被覆材や各種再生医療が熱傷医療に取り入れられ、大きな成果を上げてきました。しかしながら、このような先進的な治療を取り入れても、どうしてもそれらの治療を妨げるのは、熱傷創及び全身の感染症であります。

このため、現在の熱傷治療をさらにもう一歩進めるべく、今回の学会のテーマを
“THE NEXT DYNAMIC CHANGE IN BURN CARE – Coping with Infection, Infection prevention and control –”とさせていただきました。

ご参加いただく皆様にとって大きな実りのある学会となりますよう教室員一同務めてまいります。ご参加を心よりお待ちいたしております。何卒よろしくお願い申し上げます。

13th Asia Pacific Burn Congress
第13回アジア環太平洋熱傷学会
会 長 松村 一
東京医科大学 形成外科学分野 教授